原種・一重咲きの場合:
花びらは基本的に5枚が原型。
園芸品種:
20~100枚以上の花びらを持つ八重咲きが一般的で、花びらはらせん状・同心円状に重なりながら中心に向かって巻き込み、咲き進むごとに開きながら外側に反っていく。
【花びらの形の特徴】
・花びら上部(先端)が丸みを帯び、わずかなへこみがあることが多く、ハート型に見えるものが多い。
・縁が軽く波打っていたり、切れ込みが細かく入るものもある。波打ちが強いものほど豪華な印象を与える。
・品種によって中央が尖ったような花弁(剣弁)があり、咲き進むと花形がシャープに見える。
・花中央が深く、花びらが内側にカーブしてカップ状になる形をカップ咲きという。花びらが放射状に重なり合い平らに広がる形をロゼット咲きといい、イングリッシュローズやオールドローズで多く見られる。
螺旋配列の不思議
薔薇の花びらの並びには不思議があり、「フィボナッチ数列」に従う螺旋を描きながら並んでいることが多く、美しく整った形に見える理由の一つ。螺旋配列によりつぼみ状態ではきれいに巻かれ、咲くと同時に均等に花びらが開く。

