薔薇の棘(とげ)

薔薇の特徴

薔薇の棘は、茎の表皮が変化したもの(突起状の組織)。本来、棘(spine)は葉、枝が変化したものを指す。薔薇の場合、表皮が変化しているため厳密に言うと棘(とげ)というより刺(とげ、prickle)に分類。

薔薇は棘で身を守る。草食動物(鹿・ヤギなど)に食べられないようにするため。枝や葉を食べられるのを防ぐため防御機能が発達。棘があると、痛いから食べない方がいいと動物が学ぶ。

一部の薔薇(つるバラなど)は、棘を利用して他の植物などに引っ掛け太陽の光を求めて上へ登る性質を持っている。

これにより光合成しやすくなり、生育エリアを広げられるようになる。

雨水を集めやすくする構造とも言われている。